22年ぶりに訪れた香港。今回の旅行は台湾IN、香港OUTなので、今の香港国際空港は帰りになって初めて使用することになる。(啓徳空港しか知らないので)
九龍駅からエアポートエクスプレスで空港に到着すると、改札を出て目の前がもう空港だ。
空間広々、とても綺麗で近代的な空港だった。
とにかくデカイ。そう、デカイ。しかし、このデカさを後で全身で体感することになろうとは・・・。
出発時間からだいぶ早めに空港に来てしまったので第一、第二ターミナルとくまなく歩きまわって時間を潰す。
ようやくチェックインの時間になり後は出国審査を済ませるだけ、という段階でもまだ時間があったので食事などをする。
そろそろ行くかー、とのんびり出境へ。
搭乗ゲートを探すと、割と歩くようだった。LCCだしね。
しかし、表示の通り進んでも一向に指定の「206ゲート」に着かないな、と思っていたらエレベーターに乗る事になった。階も違うのか。
そしてエレベーターを降りると、何と地下鉄のホームが出現!
え!?ここから電車に乗るの??てか、ここ空港内だよね?電車って!
いったいゲートはどこにあるのか。さすがに不安になってきた。
でも同じ飛行機に乗ると思しき日本人もいるしまぁ、大丈夫かな。
しかし、全く大丈夫じゃなかった。
電車を降りて表示の指す方へ向かう。
さっきの日本人達は逆の方へ。違う飛行機だったのか。
そしてやっとチケットに書いてある「206ゲート」に着く。行き先を確認すると…
お、大阪!?
僕が行くのは成田空港。
慌てて掲示板を見ると、ゲートチェンジで「217ゲート」って書いてある!!!さっきの人達同じ飛行機だったんじゃん!
それ、早く言ってよ~、と松重豊のような優しい言い方が出来るはずもなく、すっかり思考回路はショート寸前(月に代わって航空会社をお仕置きしたい気持ち)である。
猛ダッシュ(ギャル風に言えばガンダ)で217ゲートに向かうと人が続々と入って行っているのが見えた。ギリギリ間に合った。あーヒヤヒヤした。
パーカー着込んで走ったもんだから汗が吹き出してなかなか止まらない。
飛行機の座席に着いても汗だく。余裕のないオトナみたいでイヤねぇ。
これまでも主に飛行機はLCCを利用していたので端っこの搭乗ゲートなのは常であったが、香港空港はレベルが違った。
まさか電車移動とは・・・本当、飛行機に乗る時は特に時間に余裕を持たないとダメという基本を再度叩き込まれた。(僕は過去に乗り遅れたことがあります)
いや、でもターミナル二つに分けてもこれって。香港のキツキツな住宅事情が空港にも反映されているのかと、殆どこじつけのような結論をもって自己完結するしか心のモヤモヤを落ち着ける術はなかった。
香港に旅行の際はくれぐれもご注意を。