今回中国に行くにあたって悩んだのがスマホ問題。
これまでは複数の国に行っていなかったのでレンタルWi-Fiひとつで済んだのだが、今回は台湾、中国、香港なのでひとつでは賄えない。
さらに中国と香港は同じ機器が使用できるとの事だったが、ネックだったのは中国。
毎度おなじみ、グレートファイヤーウォールという名のネット規制である。
レンタルでもVPN機能付きプランがあったのだが、中国は旅程の半分弱しかいない上に料金が通常より格段に跳ね上がる。
しかし悲しき現代人、ほんの数日でもネットが満足に使えないのはちょっと心細い。
特に旅行においては事前調査を完璧にしていれば大丈夫なんだろうけど基本的に行き当たりばったりの行動が多いもんで。
でも 無料VPNアプリはセキュリティ面で不安がある、らしいし・・・。
色々調べた結果、通常のWi-Fiプラス大手VPNアプリの無料お試しで行くことにした。
お試し期間は7日間だったのでちょうど良い。ケチ臭いけど今度いつ中国行くか分からないし。
それ用のSIMカードを買うという作戦もありっぽいけど友人が以前、用意したカードをスマホが受け付けず、結局全旅程フリーWi-Fi頼みになったという事があったので選択肢からは外れていた。
でももっといい方法はきっとあるんだろうなぁ。次回はもうちょっと調べてから臨みたい。
さて、そんな感じで中国にいる間も日本の友人とちょくちょくLINEでやりとりしていたところ、厦門のオススメグルメ情報が来た。
もう午後には厦門を出るため特に行く所も決めていなかったので迷わず向かう。
西北第一家面館。西北拉麺とは蘭州拉麺とも言われ最近では日本でも聞かれるようになった、イスラム系ウイグル族のソウルフード。
西北拉麺のお店自体は結構見かけるけど、行ったのは長青路のこちら。
メニューはたくさんあるが、今回は友人が推薦する拌拉麺を選択。
細めの麺がややつゆだくに平らなお皿に盛られていて、さらにオプションで牛肉をつける。
あっさりしつつもピリ辛でしっかりとした味付け。お世辞抜きで美味い!一口食べて大盛り(大盘)にしなかったのを後悔。牛肉なしで大盛りでも全然イケる。
セットで付いてくるスープは薬膳系の味。こっちは好みが分かれるかも。
麺といえば、今回厦門の街を歩いていてやたらとお店の看板に「沙茶麺」の文字を見かけた。
自分が住んでいた頃は全くと行っていいほど印象になかったのだが、今では厦門の名物として君臨しているようなので半ば義務感で食べてみた。笑
ドロドロしたピーナッツスープの食感は天下一品のラーメンと例えれば一発で伝わると思う。笑
でも味は見た目に反してあっさり。麺は太めで食べやすい。
西北拉麺も沙茶麺も日本人には馴染みやすい味だと思うのでご飯に困ったらぜひオススメ!
すっかり満足して、バスでホテルに帰る途中に寄り道。
まずは革命烈士記念陵園。
中国建国における国共内戦での犠牲者を祀る記念碑を中心とした公園で、烈士の闘いぶりを表現した銅像がなかなかの迫力。
資料を展示する施設もあったけど時間の都合で入れず。
次にそこから少し歩いた所にある中山公園。
中国で「中山」といえば当然孫文を指す。中国、台湾各地にある同名の公園の厦門版である。
園内はオーソドックスな中華式の作り。例に漏れずお年寄りの憩いの場になっている。
新婚さんが写真撮影をしていたり、とてものどか。
地下鉄中山公園駅もすぐ前にあるので先ほどの烈士陵園と合わせて行かれたい。
ここでタイムアップ。厦門、楽しかった!ほとんど自分の知っている街じゃなくなってたけど。笑