中国のテクノポリス??深圳 ②

朝から深圳の目的である噂の電気街・華強路へ。
最初地下鉄で華強路駅で降りたらすぐ裏に「華強電子世界」と書かれたビルが。

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そのネーミングにワクワクしながら入ってみると、電化製品というよりは部品を扱っている店や修理を請け負う店が中心。

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そこから華強北へ向かって歩く。だんだんと色んな店が増えてきた。

最初に見た「華強電子世界」が結構なコアさであったが、同名のビルはいくつかあった。

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フツーに家電を揃えている所やパソコンやスマホ、ドローンなどを売っている店も多かった。

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とにかく一つのビルの中に入っているテナント数の多いこと!まさにひしめき合っている。

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ところどころ改装中だったり、やはり競争も激しそう。

階も高いので見て回るのもなかなか時間がかかる。

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そのせいか唐突に現れる弁当屋さん。笑 実に中国らしい。

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疲れてしまったのと、同じような内容のビルが多いので途中で見るのをやめて、通りを歩いて外から眺める程度にした。

よく“中国の秋葉原”的な形容をされているのを目にするが、いわゆるオタク的要素は低く、ストイックな印象だった。同じ秋葉原でもガード下とかのお店路線。

 

華強北路はとても広く綺麗に整備されていて、公園のよう。

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実際ベンチなどでくつろいでいる人も多く、居心地がよかった。

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マクドナルドやケンタッキーがやたらとあり、飲食にも困らない。日本ならコンビニをもっと作りそうだけど。

 

深圳の街を歩いていると、街中を電動自転車がビュンビュン走っている。音もなく軽やか。
見た目はフツーの自転車だけどさすが電脳都市・・・。と思ったら、深圳の警察は一枚上手だった。

なんと、巡回車両がセグウェイ!!

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かわいすぎる。笑

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しかも何故か目の前を一回りしただけですぐ戻ってきた。なんや、デモンストレーションか。でもいいものが見れた。

 

ひとしきり歩いていたら華新駅に着いたので、そのまま地下鉄に乗って次の目的地、少年宮へ。

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駅から地上へ出ると、周囲はゴミゴミしておらず広い空間に大きな建物がドカン!ドカン!と鎮座している。ダイナミック!僕の地元の幕張メッセみたい。

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こちらの目的は「少年宮書城」という大型書店。駅のすぐ目の前だった。

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建物は細長く、飲食店が並んでいたのでまずは外側を歩いて見ていたら階段があったので上がって行くと、屋上がそのまままっすぐな歩道になっていて、周囲はちょっとした公園だった。

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歩道の先へ目をやると、一際存在感を放つ巨大建造物へ続いている。

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そちらへ導かれるように向かって行くと、その建物は深圳市工業展覧館という施設だった。
無料で入れるっぽかったが、時間がなかったので外観だけ楽しむ。

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恒例のインチキパノラマ。60点。

さらに先には市民広場があり、中央には五星紅旗が揚々と空高くなびいている。それを囲むように高層ビルが立ち並び、中国の発展ぶりを誇っているかのようだった。

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すっかり脱線していたがようやく本命の少年宮書城にイン!
全体が書店なのかと思っていたらメインに書店があって、それ以外は飲食店やおもちゃ(ドラゴンボールやなど日本のアニメフィギュアや美少女PVC、LEGOもあった)、子供向けの学習塾、楽器屋や、ろくろを回している陶芸の工房みたいな所もあり、たくさんの文化施設が集結していた。

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なんと、ヒトカラまで。

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外から丸見え。笑

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ワンピース展の告知も。

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書店の隣にCD売り場があったのでチェック。

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いわゆるポピュラー音楽は全体の半分くらい?やはり香港、台湾のものが中心。日本や韓国のものもあったけどごくわずか。台湾では大きくスペースを割かれていたけど大陸ではさほど人気ないのだろう。
あとは中国の伝統音楽や古い歌謡曲やクラシック。

 

CD売り場を出て書店に向かうと、女性に話しかけられた。
聞いてみたら英会話スクールの案内をしている人のようで、(全て中国語で)「英語学習に興味はありますか?」と聞かれたので「私は日本人です」と返すと「そうですか。ちなみに日本語で“早上好”は何と言いますか?」と聞かれ、「“おはようございます”です」と答える。

女性が「おはようございます」を言ってみるも、上手く言えないようだったので「“おはよう”だけでもいいですよ。さっきのは丁寧な言い方です」と付け加える。
しばし「おはようございます」反復レッスンの時間に。笑

そして英会話について質問を続けてくる。旅行で来てると言っても話をやめない。あなたの仕事に得する事ないのに。

その女性自体は物腰柔らかく真面目な感じだったのでこちらも不快ではなかったけど、時間もないしだんだん自分の耳が彼女の話に付いていけなくなり、「分からない」を連発。程なくして「分かりました。ありがとうございます」とようやく終了。まぁ面白かったけど。

 

そして最後に本の売り場に。台北でもそうだったが、閲覧用のテーブルやソファーで本を読む人が多く、それだけでなく通路に座り込んで読んでる人、端っこの方に持ち込んで読んでる人。
雑誌を見たらビニールに入れられているものまで袋から出されている。こちらの方が自由度が圧倒的に高い。傷んだらどうするんだろう。。

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今回は時間が限られていたので駆け足になってしまったが、ここだけでも一日過ごせてしまうくらいの充実度。
付近のその他の施設も見て回りたかったので、次回はぜひ時間を作りたい。

 

最後に、少年宮のおまわりさんの巡回車両はセグウェイどころか極めてローテクでした。

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